川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第3章・7・8

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第3章・7・8

第3章 愛執

7 衆生は愛執に縛られて、移りかわる生存に心がなずんでいる。人々は悪魔によって軛(くびき)にむすばれ、安穏を失い、生死のうちに落ちて来る。もろもろの軛は実に超克しがたいものだ。

8 しかしこの世において愛執を捨てて、移りかわる生存に対する愛執を離れ、愛執の消え失せた修行僧は、欲求することなく、ときほごされている。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

7 この世の衆生は愛執(愛着・執着)に縛られて(束縛されて)、移りかわる(無常なるうちにおける)生存(輪廻転生)に心がなずんでいる(安楽ならず苦しんでいる)。人々は悪魔(煩悩)によって軛(くびき)(束縛)にむすばれ、安穏を失い、生死のうちに落ちて来る(輪廻転生を繰り返してしまう)。もろもろの軛(束縛)は実に超克(克服)しがたいものだ。

8 しかしこの世において愛執(愛着・執着)を捨てて、移りかわる(無常なるうちにおける)生存(輪廻転生)に対する愛執(愛着・執着)を離れ、愛執の消え失せた修行僧は、欲求(渇愛)することなく、(執着物・束縛物から)ときほごされている。
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