川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第2章・8

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第2章・8

第2章 愛欲

8 人間のうちにある諸の欲望は、常住に存在しているのではない。欲望の主体は無常なるものとして存在している。束縛されているところのものを捨て去ったならば、死の領域は迫って来ないし、さらに次の迷いの生存を受けることもない、と、われは説く。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

8 人間のうちにある諸々の欲望は、常住に存在しているのではない。欲望の主体は無常(移ろい変わりゆく中、生滅変化の中)なるものとして存在している。束縛されているところのもの(執着)を捨て去ったならば、死の領域は迫って来ないし(執着する生も死も無くなり)、さらに次の(輪廻の苦しみの)迷いの生存を受けることもない(涅槃へと至る)、と、われは説く。
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