川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第1章・24・26

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第1章・24・26

第1章 無常

24 悪い行ないをした人々は地獄におもむき、善いことをした人々は善いところ(=天)に生まれるであろう。しかし他の人々はこの世で道を修して、汚れを去り、安らぎに入るであろう。

26 この世においては、過去にいた者どもでも、未来にあらわれる者どもでも、一切の生き者は身体を捨てて逝くであろう。智ある人は、一切を捨て去ることを知って、真理に安住して、清らかな行ないをなすべきである。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

24 悪行をした人々は地獄(輪廻の大いなる苦しみ)におもむき、善行をした人々は善いところ(=天・欲界の天界のこと)に生まれる(輪廻転生する)であろう。しかし他の人々はこの世で道(八正道)を修して、汚れを去り、清らかな心となって、(迷いの輪廻、苦から完全に解脱し)安らぎ(安楽なる涅槃の境地)に入るであろう。

26 この世においては、過去にいた者ども(過去に存在したいかなる生命)でも、未来にあらわれる者ども(未来に存在することになるであろう生命)でも、一切の生き者(生命)は身体を捨てて(は、迷い・苦の輪廻に赴き)逝くであろう。智(智慧)ある人は、一切(の執着)を捨て去ることを知って(悟って)、真理(四法印・四聖諦)に安住(拠り所と)して、清らかな(善行の)行ないをなすべきである。迷いの輪廻、苦から完全に解脱し涅槃へと至るためにも。
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