川口英俊の晴耕雨読ブログ

仏教雑談

「諸行の無常なることを悟って、寂滅を以て楽となす」

ほぼ三ヶ月間に亘って続けて参りましたダンマパダ・法句経の特選・解釈シリーズも本日で何とか終えることができました。
http://hidetoshi.blog105.fc2.com/blog-category-2.html

仏教の基本は、四法印(諸行無常・諸法無我・一切皆苦・涅槃寂静)、四聖諦(苦諦・集諦・滅諦・道諦)の真理の理解、八正道(正見・正思惟・正語・正業・正命・正精進・正念・正定)の実践にあります。

悟りへの第一歩は「諸行無常」の理解から始まります。このことをもっと簡単に述べると、「全てが泡沫(ほうまつ・うたかた・(シャボン玉))ということを悟る」ことであり、そして「ほしい」という「渇愛」が無くなり、更に「何もしがみつけるものはない、何も所有できるものはない、何もこだわれるものもない、何も囚われるものもない」という無執着・無所有(・無価値)を理解すれば、特に煩悩の三毒である貪・瞋・痴が無くなり、不貪(貪らなくなる)・不瞋(怒らなくなる)・不痴(愚かさが無くなる)となります。

私たちの苦しみの原因は、「渇愛」・「執着」にあります。「己の身体から宇宙までも、全て所詮はシャボン玉に過ぎないのだ」と理解して、あらゆる全てについての「渇愛」・「執着」を無くすことが、苦しみからの解脱への道であります。

「諸行の無常なることを悟って、寂滅を以て楽となす」

ダンマパダ・法句経、特選・解釈シリーズ完結に記す
平成19年9月7日 川口英俊 合掌 九拝

関連考察

苦しみの素因・仏教雑談
http://blog.zaq.ne.jp/hidetoshi/article/30/
平成19年8月22日

「涅槃寂静」について
http://oujyouin.com/tayori1909.html
往生院だよりコラム 平成19年9月 彼岸号より
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