川口英俊の晴耕雨読ブログ

ダンマパダ・法句経・第26章・411-414

ダンマパダ・法句経・第26章・411-414

第26章 バラモン

411 こだわりあることなく、さとりおわって、疑惑なく、不死の底に達した人、---かれをわれは<バラモン>と呼ぶ。

412 この世の禍福いずれにも執著することなく、憂いなく、汚れなく、清らかな人、---かれをわれは<バラモン>と呼ぶ。

413 曇りのない月のように、清く、澄み、濁りがなく、歓楽の生活の尽きた人、---かれをわれは<バラモン>と呼ぶ。

414 この障害・険道・輪廻(さまよい)・迷妄を超えて、渡りおわって彼岸に達し、瞑想し、興奮することなく、疑惑なく、執著することなくて、心安らかな人、---かれをわれは<バラモン>と呼ぶ。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

(執着なく、囚われなく、)こだわりあることもなく、悟りを開き終わって、もはや何らの疑惑もなく(真理に至り)、不死の底(輪廻転生の苦しみからの解脱、涅槃の域)に達した人、彼を私は<バラモン>と呼ぶ。

もはやこの世における(いかなる)禍福のいずれにも執着することなく、憂いなく(苦しみから解脱し)、汚れなく、清らかな人、彼を私は<バラモン>と呼ぶ。

曇りのない月のように、清く、澄み、濁りがなく、(俗世における)歓楽(煩悩)の生活の尽きた(無い)人、彼を私は<バラモン>と呼ぶ。

(この世における)(解脱の)障害・険道(迷い・煩悩)・輪廻(輪廻転生の苦しみ)・迷妄を超えて、(この此岸を)渡りおわって彼岸(悟りの世界・涅槃の域)に達し、瞑想し、興奮することなく、疑惑なく、執着することなくて、心安らかな人、彼を私は<バラモン>と呼ぶ。
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