川口英俊の晴耕雨読ブログ

ダンマパダ・法句経・第26章・400-402

ダンマパダ・法句経・第26章・400-402

第26章 バラモン

400 怒ることなく、つつしみあり、戒律を奉じ、欲を増すことなく、身をととのえ、最後の身体に達した人、---かれをわれは<バラモン>とよぶ。

401 蓮葉(はちすば)の上の露のように、錐の尖の芥子のように、緒の欲情に汚されない人、---かれをわれは<バラモン>と呼ぶ。

402 すでにこの世において自分の苦しみの滅びたことを知り、重荷をおろし、とらわれの無い人、---かれをわれは<バラモン>と呼ぶ。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

怒ることなく、慎みもあり、戒律を守って、欲を増すこともなく、身を調えて、最後の身体に達した(再び迷いの生存に戻ってこない、輪廻転生の苦しみから完全に解脱した)人、彼を私は<バラモン>と呼ぶ。

蓮葉(はちすば)の上の露のように(蓮の葉が水、泥水をはじいて汚れないように)、錐(きり)の尖(せん・さき)の芥子(けし)粒(粘着してとどまることがない、執着がないことの喩え)のように、諸々の欲情(煩悩・執着)に汚されない人、彼を私は<バラモン>と呼ぶ。

既にこの世において自分の苦しみ(輪廻転生の苦しみ)の(煩悩・執着が)滅びたことを知り、重荷(迷いの素因)をおろし、とらわれの無い人、彼を私は<バラモン>と呼ぶ。
スポンサーサイト

PageTop