川口英俊の晴耕雨読ブログ

ダンマパダ・法句経・第26章・396-398

ダンマパダ・法句経・第26章・396-398

第26章 バラモン

396 われは、(バラモン女の)胎から生れ(バラモンの)母から生れた人をバラモンと呼ぶのではない。かれは「<きみよ>といって呼びかける者」といわれる。かれは何か所有物の思いにとらわれている。無一物であって執著のない人、---かれをわれは<バラモン>と呼ぶ。

397 すべての束縛を断ち切り、怖れることなく、執著を超越して、とらわれることの無い人、---かれをわれは<バラモン>と呼ぶ。

398 紐と革帯と網とを、手網ともども断ち切り、門をとざす閂(かんぬき)を滅ぼして、めざめた人、---かれをわれは<バラモン>と呼ぶ。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

私は、バラモンの女の方、バラモンの母から生れた人をバラモンと呼ぶのではない。その人は「<きみよ>といって私に呼びかける者」と言われている。その人は何か所有物(執着・価値・所有)の思いに囚われてしまっている。無一物(無所有)であって執着の無い人を私は「バラモン」と呼ぶ。

全ての束縛(執着)を断ち切り、(何ものをも)怖れることなく、執着を超越して、とらわれることの無い人、その人を私は「バラモン」と呼ぶ。

紐と革帯と網(執着物・束縛物)とを、手網(素から)ともども(完全に)断ち切り、門をとざす閂(かんぬき)(執着・束縛)を滅ぼして、目覚めた人(ブッダ)、彼を私は「バラモン」と呼ぶ。
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