川口英俊の晴耕雨読ブログ

ダンマパダ・法句経・第24章・345・346

ダンマパダ・法句経・第24章・345・346

第24章 愛執

345・346 鉄や木材や麻紐でつくられた枷(かせ)を、思慮ある人々は堅固な縛(いましめ)とは呼ばない。宝石や耳環・腕輪をやたらに欲しがること、妻や子にひかれること、---それが堅固な縛である、と思慮ある人々は呼ぶ。それは低く垂れ、緩(ゆる)く見えるけれども、脱れ難い。
かれらはこれをさえも断ち切って、顧みること無く、欲楽をすてて、遍歴修行する。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

囚人に着けるような鉄や木材や麻紐でつくられた枷(かせ・手錠)を、思慮あり智慧ある人々は堅固な縛(いましめ・束縛)とは呼ばない。世俗における宝石や耳環・腕輪をやたらに欲しがること、妻や子にひかれること、それが堅固な縛(束縛)である、と思慮あり智慧ある人々は呼ぶ。それ(執着・束縛対象)は低く垂れ、緩く見えるけれども、脱れ難い。修行僧は、これ(執着・束縛対象)を完全に断ち切って、顧みること無く、欲楽をすてて、遍歴修行する。
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