川口英俊の晴耕雨読ブログ

ダンマパダ・法句経・第17章・227・228

ダンマパダ・法句経・第17章・227・228

第17章 怒り

227 アトゥラよ。これは昔にも言うことであり、いまに始まることでもない。沈黙している者も非難され、多く語る者も非難され、すこしく語る者も非難される。世に非難されない者はいない。

228 ただ誹(そし)られるだけの人、またただ褒められるだけの人は、過去にもいなかったし、未来にもいないであろう、現在にもいない。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

この人の世においては、非難されない者など誰もいない。ただ誹られるだけの者、ただ褒められるだけの者も過去・未来・現在においてもいない。

人間の発する言葉とは、ほとんどの場合、主観・感情に満ち溢れた無責任なものである。ゆえにそう特段に気にする必要は無い。ただ、智慧ある賢い者、尊敬すべき人格者の言葉はしっかりと耳を傾けて聞く必要がある。
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