川口英俊の晴耕雨読ブログ

ダンマパダ・法句経・第15章・200

ダンマパダ・法句経・第15章・200

第15章 楽しみ

200 われらは一物をも所有していない。大いに楽しく生きて行こう。光り輝く神々のように、喜びを食(は)む者となろう。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

諸行無常・諸法無我のこの世においては、所有できるものなど何も無く、「本来無一物」であります。

既出でありますが、「諸行無常なる中、既に自己も刻々と自分のものでは無くなっている(諸法無我)。己の身も所詮は泡沫・陽炎の如くに脆く儚いものであり、何も思い通りにはならず、期待もできないし、頼りにもならない。ましてや子どもやら金やらモノなど、この世の全てについてもしかりであり、この世においては何も所有できるものなど無く、本来無一物なのであります。」

この世においては何も所有できないのである。そのことをしっかりと理解して、執着・煩悩を無くして、光り輝く天界の神々のように大いに安楽に生きていく喜びを味わえる者となろう。
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