川口英俊の晴耕雨読ブログ

C点による時空論

さて、現在、龍樹菩薩の中論・中観について本格的に取り組んでいますが、「非有非無」についてももちろん思慮を繰り返す中、更に興味深いサイトに辿り着きました。

C点による時空論
http://www016.upp.so-net.ne.jp/jikuron/

実に考えさせられる内容であります。以下、引用・・

「・・空間は物質Aを考えることにより、2つに分割される。すなわち、物質Aと物質Aに非らざる空間非Aである。・・」

「・・Aと非Aとを分けるものは存在しなければならない。Aと非Aとを分けるものがないとすると、Aと非Aとは混合してしまう。ここではAと非Aとを分割するものは存在するのである。・・」

「・・それをB面と名づける。B面はAであり、同時に非Aである。Aと非AはこのB面により分割される。このB面は純粋な平面であり厚さは無い。B面は表面であると同時に裏面である。この矛盾したB面を認めざるを得ない。それなしには、空間は成立しないのである。・・」

「・・素粒子をと言うか、物質A、B面を無限に分割してゆき、最終的には空間に位置のみ有するところの有と無との両方の性質を持った点にまで分割してゆきます。この有と無を両方の性質を持った点をC点と言い、これが矛盾そのものですが、総ての出発点です。・・」

「・・C点は有と無と両方の性質を持つ・・」

「・・時空の本質は矛盾であり、無限であるが、現象は流動して有限であるが矛盾はない。・・」

・・引用ここまで。

この「C点による時空論」の内容について、「非有非無」の中道、西田幾多郎氏・哲学大成「絶対矛盾的自己同一」を考察する上でも誠に参考になる論考の一つなのではないかと考えます。

とにかく少しずつ、一歩一歩理解を進めて参りたいと存じます。

施本「佛の道」
施本「仏教~一枚の紙から考える~」
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