川口英俊の晴耕雨読ブログ

「生死事大 無常迅速 各宣醒覚 謹莫放逸」

昨日に「仏教 ~ 一枚の紙から考える ~」における訂正に関連しまして、故田中守道氏のサイト、「〈空観〉正しいものの観方」をご紹介させて頂きました。

その中の「2-12『矛盾について』」において、「観燃可燃品第十」の内容に触れられいます。誠に中論を考える上で非常に重要な論考の一つであります。

有無の分別にとらわれると苦しむこととなる・・

燃えている薪を見て、私たちは炎・火と薪を分けて識別しますが、現実は、どこからが炎・火で、どこからが薪かはわかり得ないのであります。「有る」と囚われると執着して無常なる中、刻々と移ろい変わり滅していくことが苦しみとなり、かといって無いとしてしまうと、虚無主義・悲観主義となり、現実は無いとも言えないのに「断滅・無い」に囚われて苦しむこととなる・・そのどちらにも囚われない、執着しないのが、仏法の中道であります。

とにかく迷い苦しむことを無くしていかねばならないのであります。

施本「佛の道」
施本「仏教 ~ 一枚の紙から考える ~」

現在、施本第三弾の執筆に入るべきかどうかを思慮しております。前作の訂正のような間違いを犯してしまうところを見ると、やはりまだまだ早いのではないか、浅学非才、未熟者の付け焼き刃ぶりがまたも出てしまえば、読者の皆様にご迷惑が掛かるのではないかと危惧致しております・・

しかし、「生死事大 無常迅速 各宣醒覚 謹莫放逸」。迷っている時間など無常なる中では正直無いのであります・・仏法の真理探究へ向けて、とにかく未熟者の拙僧なりにでも更に精進努力・実践を行っていかなければなりません。

早速、第三弾の執筆に少しずつながらでも入ることと致しました。発行出来はおそらく夏頃になると予想しております。反省を生かしてしっかりと仕上げたいと考えております。
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