川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第30章・39・40

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第30章・39・40

第30章 楽しみ

39 この世で教えをよく説き、多く学んで、何物ももたない人は、楽しい。見よ!人々は人々に対してかたちが縛られ、何物かをもっているために(かえって)悩んでいるのを。

40 何物ももっていない人々は楽しんでいる。何物ももっていない人々は智慧の徳をもっているからである。見よ! 人々は人々に対して心が縛られ、何物かをもっているために(かえって)悩んでいるのを。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

39 この世で教え(四法印・四聖諦)をよく説き、多く学んで、何物ももたない人(本来無一物を知り、無執着・無所有の人)は、楽しい。見よ!人々は人々に対してかたち(執着・妄執・愛執・我執に縛られ)が縛られ、何物かをもっているため(執着・妄執・愛執・我執、束縛)に(かえって)悩んでいるのを。

40 何物ももっていない(本来無一物を知り、無執着・無所有の)人々は楽しんでいる。何物ももっていない(本来無一物を知り、無執着・無所有の)人々は智慧の徳をもっているからである。見よ! 人々は人々に対して心が縛られ(執着・妄執・愛執・我執に縛られ)、何物かをもっているため(執着・妄執・愛執・我執、束縛)に(かえって)悩んでいるのを。
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