川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第30章・35・36

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第30章・35・36

第30章 楽しみ

35 鉄の火炉で打たれて炎の燃え立っている火が、次第に静まって、その行方がわからないように、

36 欲望の泥沼をわたりおわって、完全に解脱して、不動の楽しみを得た人々の行方を知らせることはできない。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

35 鉄の火炉で打たれて炎の燃え立っている火(世俗で煩悩、執着・愛執・我執・妄執、束縛・所有に蝕まれていること)が、次第に静まって、その行方がわからないように(煩悩、執着・愛執・我執・妄執、束縛・所有がどこへいったのか分からないように)、

36 欲望の泥沼(煩悩、執着・愛執・我執・妄執、束縛・所有)をわたりおわって(無くして)、完全に(迷い・苦しみから)解脱して、不動の楽しみを得た人々(完全なるニルヴァーナ・安楽なる涅槃に至った者)の行方を知らせることはできない。
スポンサーサイト

PageTop