川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第30章・18・19

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第30章・18・19

第30章 楽しみ

18 満足して教えを聞き、真理を見る人が、独り離れているのは、楽しい。世の中で、生きものに対してみずからを制して殺さないのは楽しい。

19 世にあって、情欲を離れ、諸の欲望を超えているのは、楽しい。「おれがいるのだ」という慢心をおさえよ。これこそ最上の安楽である。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

18 満足して教えを聞き(四法印・四聖諦の教えをしっかりと学び)、真理(四法印・四聖諦)を見る人が、独り離れているのは、楽しい(苦・迷いから離れて過ごしているのは楽しい)。世の中で、生きものに対してみずからを制して殺さないのは(何ものをも害さないことは)楽しい。

19 世にあって、情欲(執着・愛執)を離れ、諸の欲望(煩悩)を超えているのは、楽しい。「おれがいるのだ」という慢心をおさえよ(諸法無我をしっかりと理解せよ)。これこそ最上の安楽である(苦・迷いからの解脱である)。
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