川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第30章・10・11

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第30章・10・11

第30章 楽しみ

10 執著する心がなくて施し与える人は、幾百の障害にうち勝って、敵である物惜しみを圧倒して、勇士よりもさらに勇士であると、われは語る。

11 福徳の果報が熟するのは楽しい。希望することが成就する。そうしてその人は速やかに最高のやすらぎ、覆いの解きほぐされた(解脱の)状態におもむく。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

10 執著(執着)する心がなくて(貪らずに足るところを知って)施し与える人は、幾百の障害(多くの煩悩)にうち勝って、敵である物惜しみ(の煩悩)を圧倒して、勇士よりもさらに勇士であると、われは語る(克己した者と言う)。

11 福徳の果報(善業善果)が熟するのは楽しい。希望すること(善業善果)が成就する。そうしてその人は速やかに最高のやすらぎ(安楽なる涅槃)、覆い(執着)の解きほぐされた(解脱の)状態(苦・迷いの輪廻からの解脱)におもむく。
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