川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第30章・1・2

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第30章・1・2

第30章 楽しみ

1 勝利からは怨みが起る。敗れた人は苦しんで臥す。勝敗をすてて、やすらぎに帰した人は、安楽に臥す。

2 他人を苦しめることによって自分の快楽を求める人は、怨みの絆にまつわられて、苦しみから脱れることができない。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

1 (勝負事・対立によって)勝利からは怨みが起る。敗れた人は苦しんで臥す。勝敗をすてて(対立するものを捨てて)、やすらぎに帰した人は、安楽に臥す(苦しみから解脱し、心が平安に落ち着いている)。

2 (勝負事・対立で)他人を苦しめることによって自分の快楽を求める人は、怨みの絆にまつわられて(怨みが付き従って束縛・執着されて)、苦しみから脱れることができない(迷い・苦しみから解脱することができない)。
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