川口英俊の晴耕雨読ブログ

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ダンマパダ・法句経・第五章・六十二

ダンマパダ・法句経・第五章・六十二

第五章 愚かな人

六十二 「わたしには子がある。わたしには財がある」と思って愚かな者は悩む。しかしすでに自己が自分のものではない。ましてどうして子が自分のものであろうか。どうして財が自分のものであろうか。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

諸行無常なる中、既に自己も刻々と自分のものでは無くなっている(諸法無我)。己の身も所詮は泡沫・陽炎の如くに脆く儚いものであり、何も思い通りにはならず、期待もできないし、頼りにもならない。ましてや子どもやら金やらモノなど、この世の全てについてもしかりであり、この世においては何も所有できるものなど無く、本来無一物なのであります。
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