川口英俊の晴耕雨読ブログ

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無明の闇の思慮

施本「佛の道」・全文
http://www.hide.vc/hotokenomichi.html

 現在、煩悩の根源である無明の闇についての思慮を深めております。

 その前に、一体何に自分はずっと悩み苦しんでいたのか・・それは様々な現実世界が抱えている矛盾だとしてまとめることができると考えています。

 それは、主体・客体、主観・客観、左右・表裏・有無・明暗・男女・苦楽・心身・生死・善悪・正誤・優劣・愛憎、理性と感情、戦争と平和、犯罪と治安、環境破壊と自然保護、在家と出家・・と様々な二項対立・二元論が抱える矛盾に常に悩み苦しみを抱えて過ごしていると・・

 しかし、諸法無我(非我)の真理の真実なる理解ができれば、二項対立・二元論の抱える矛盾は、実は主体・主観・我による偏見・独り善がり・自己都合・自己満足などの恣意的要素がもたらした単なる妄想にしか過ぎず、諸法無我(非我)の理解により主体・主観・我が完全に無くなることで、自ずと矛盾は全く矛盾では無くなり、二項対立・二元論を扱う理由も意味も無くなり、ただ「縁起空」があるのみというところに落ち着くのだと現在考えております。

 果たしてそれが、いわゆる「絶対矛盾的自己同一」、「即非の論理」・・「煩悩即菩提」、「不生不滅」、「而二不二」と言われるものであるのかどうか・・恐れ多くてこれは誠にまだまだ思慮しなければなりませんが・・

 とにかく、縁起空・無執着・・己が死んだ後も、人類が滅んだ後も、地球が滅した後も、ただ縁起が、ただあるのみ・・

 「我」が顔を出すと、二項対立・二元論の抱える矛盾にもがき苦しみ、妄想を抱える中、死ぬのは嫌だ、人類の滅亡は嫌だ、地球が無くなるのは嫌だ、宇宙が無くなるのは嫌だと執着はいつまでも続き、苦しみと迷い、煩悩の渦の中、無明の闇に覆われて何劫も彷徨い続けることになってしまう・・

 無明・・阿頼耶識・業の種子を打ち破るには・・

 一説では三大阿僧祇劫も彷徨い続けることになる阿頼耶識・無明の闇を本当に打ち破るのは並大抵なことではありませんが、ほんのほんの僅かでも打ち破り、また、あらゆる三界のものたちの無明の闇も打ち破ることの気づきができるような、そんな精進努力ができていければ・・もちろんこの浅学非才の未熟者では大海の一滴にすらならないかもしれませんが・・

 とにかく一歩一歩、仏法の思慮考察・実践を行なっていければと考えております。

 川口 英俊 合掌
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