川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第29章・36・37

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第29章・36・37

第29章 ひと組みずつ

36 恐ろしい道を渡り終わった。深淵は避けられた。軋や束縛から解放された。情欲の毒はすべて根だやしにされた。

37 情欲にひとしい激流は存在しない。(不利なさいの目を投げたとしても、)怒りにひとしい不運は存在しない。迷妄にひとしい網は存在しない。妄執にひとしい河は存在しない。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

36 恐ろしい道(苦・迷いの輪廻・無明)を渡り終わった。深淵(苦・迷いの輪廻・無明)は避けられた。軋や束縛(渇愛・執着・束縛物・所有物)から解放された。情欲(煩悩・愛執・我執・妄執)の毒はすべて根だやしにされた。

37 情欲(煩悩・愛執・我執・妄執)にひとしい激流(苦・迷いの輪廻・無明)は存在しない。(不利なさいの目を投げたとしても、)怒りにひとしい不運(苦しみ)は存在しない。迷妄にひとしい網(苦・迷いに留まらせる網)は存在しない。妄執にひとしい河(苦・迷いの流れ)は存在しない。
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