川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第29章・22・23

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第29章・22・23

第29章 ひと組みずつ

22 われは、迷いの生存のうちに恐ろしさを見、また迷いの生存のうちにさらに破滅を見て、それ故にわたしは迷いの生存を喜ばない。

23 何ものをも信ずることなく、作られざるもの(=ニルヴァーナ)を知り、生死の絆を断ち、(善悪をなすに)由なく、欲求を捨て去った人、---かれこそ実に最上の人である。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

22 われは、迷いの生存(苦の輪廻)のうちに恐ろしさを見、また迷いの生存(苦の輪廻)のうちにさらに破滅(諸行無常なること)を見て、それ故にわたしは迷いの生存を喜ばない(苦の輪廻を避ける)。

23 何ものをも信ずる(他に頼る)ことなく(諸法無我)、作られざるもの(=ニルヴァーナ)(安楽なる涅槃)を知り、生死の絆(苦の輪廻)を断ち、(善悪をなすに)由(原因)なく、欲求(渇愛・執着・束縛・所有)を捨て去った人、---かれこそ実に最上の人(苦から解脱した人)である。
スポンサーサイト

PageTop