川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第28章・1・2

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第28章・1・2

第28章 悪 

1 すべて悪しきことをなさず、善いことを行ない、自己の心を浄めること、---これが仏の教えである。

2 わかち与える人には功徳が増大する。みずからを制するならば、ひとが怨みをいだくことは無い。善い人は悪を捨てる。情欲と怒りと迷妄とを捨てるが故に、煩悩の覆いをのがれる。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

1 すべて悪しきことをなさず、善いことを行ない、自己の心を浄めること、---これが仏の教えである。七仏通戒の偈として有名な「諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教」であります。

2 わかち与える人(少欲知足、慈悲喜捨を実践している人)には功徳が増大する。みずからを制する(克己する)ならば、ひとが怨みをいだくことは無い。善い人は悪(煩悩・悪感情・悪業)を捨てる。特に煩悩の三毒である情欲(貪欲)と怒り(瞋恚)と迷妄(愚癡)とを捨てるが故に、煩悩の覆いをのがれる。(安楽なる涅槃に至る。迷い・苦の輪廻から解脱する)。
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