川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第22章・1・2

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第22章・1・2

第22章 学問

1 聞いて学ぶことは善い。正しく行なうことも善い。また住むべき家の無いことも善い。正しいことわりにしたがって出家して遍歴することも善い。---以上のことは修行者の境地にふさわしいことである。

2 この世でことわりをはっきりと知らない愚かな者どもは、自分たちが不死であるかのごとくに振舞う。しかし正しい真理をはっきりと知っている人々にとっては、(この世の生存は)病める者にとっての夜のごとくである。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

1 (仏法を)聞いて学ぶことは善い。(八正道を)正しく行なうことも善い。また住むべき家(執着)の無いことも善い。正しいことわり(四法印・四聖諦)にしたがって出家して遍歴することも善い。---以上のことは修行者の境地にふさわしいことである。

2 この世でことわり(諸行無常・諸法無我)をはっきりと知らない愚かな者どもは、自分たちが不死(我がある、永遠不変である)であるかのごとくに振舞う。しかし正しい真理(四法印・四聖諦)をはっきりと知っている人々にとっては、(そのような人たちを)(この世の生存は)病める者(煩悩・苦しみを抱えている者)にとっての夜のごとく(恐怖・不安・不満)である(と見る)。
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