川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第16章・14・24

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第16章・14・24

第16章 さまざまなこと

14 修行僧らよ。汝らは悪いことがらを捨てて、善いことがらを行なえ。家から出て、家の無い生活に入り、孤独に専念せよ。すぐれた人は欲楽をすてて、無一物となり、その境地を楽しめ。

24 苦しみはつねに因縁からおこる。そのことわりを観ないものだから、それによってひとは苦しみに縛られている。しかし、そのことを理解するならば、執著を捨て去る。けだし外の人々はその大きな激流を捨てないのである。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

14 修行僧らよ。汝らは悪いことがら(悪行)を捨てて、善いことがら(善行)を行なえ。家から出て(出家して)、家の無い生活に入り(遍歴し)、孤独(静かに瞑想する境地)に専念せよ。すぐれた人は欲楽(渇愛・貪欲・執着)をすてて、無一物(無執着)となり、その境地を楽しめ(安楽なる涅槃の境地を楽しめ)。

24 苦しみはつねに(悪業・煩悩)因縁(因果法則・自業自得・因縁生起)から(輪廻が)おこる。その(輪廻の)ことわりを観ないものだから、それによってひとは苦しみに縛られている(束縛されている)。しかし、そのことを理解するならば、執着(渇愛・貪欲)を捨て去る。けだし外の(世俗の)人々はその大きな激流(輪廻の素となる悪業・煩悩)を捨てないのである。
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