川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第10章・6・9・10

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第10章・6・9・10

第10章 信仰

6 信(まこと)は男に伴れそう妻である。智慧がかれを教えさとす。修行僧は安らぎ(ニルヴァーナ)を楽しみ、迷いの生存の束縛を断ち切る。

9 生きとし生ける者どものあいだにあって、信仰と智慧とを得た賢い人にとっては、それが実に最上の宝である。そのほかの宝はつまらぬものである。

10 諸の聖者に見(まみ)えようと願い、正しい教えを聞くことを楽しみ、もの惜しみの汚れを去った人、---かれこそ(信仰心ある人)と呼ばれる。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

6 信(まこと)は男に伴れそう妻(大切な支え)である。(仏法の)智慧がかれを教えさとす。修行僧は安らぎ(ニルヴァーナ、涅槃・彼岸、苦の輪廻からの解脱)を楽しみ、迷いの生存(輪廻)の束縛(執着)を断ち切る。

9 生きとし生ける者どものあいだにあって、(仏法の)信仰と智慧とを得た賢い人にとっては、それが実に最上の宝である。そのほかの宝(金・モノ・見栄・権威など)はつまらぬものである。

10 諸の聖者(目覚めたるブッダ)に見(まみ)えようと願い、正しい教えを聞くことを楽しみ、もの惜しみの汚れ(渇愛・執着・囚われ・束縛)を(捨て)去った人、---かれこそ(仏法僧の三宝に帰依する)(信仰心ある人)と呼ばれる。
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