川口英俊の晴耕雨読ブログ

感興のことば・第9章・6・7・8

感興のことば・ウダーナヴァルガ・第9章・6・7・8

第9章 行ない

6 この世で他人のした悪い行ないを見ては、ひとは非難するであろうが、その悪い行ないを自からしてはならない。悪人は実に(自分の)業に束縛されている。

7 詐欺や慢心をともない、正しくない行ないにより、あるいは他人から企まれて、人々を傷つけるならば、その人々は深い抗(あな)の中に堕ちる。人々は実に(各自)業に縛せられている。

8 人がもしも善または悪の行ないをなすならば、かれは自分のした一つ一つの業の相続者となる。実に業は滅びないからである。

岩波文庫「ブッダの真理のことば 感興のことば」中村元訳より

英俊・解釈コメント

6 この世で他人のした悪い行ない(悪行)を見ては、ひとは非難するであろうが、その悪い行ない(悪行)を自からしてはならない。悪人は実に(自分の)業(カルマ)に束縛されて(輪廻の中を彷徨い苦しみ続けて)いる。

7 詐欺や慢心をともない、正しくない行ない(誤った行い、悪行)により、あるいは他人から企(たくら)まれて、人々を傷つけるならば、その人々は深い抗(あな)の中(長い輪廻)に堕ちる(苦しむ)。人々は実に(各自)業(カルマ)に縛せられて(束縛されて輪廻の中を彷徨い苦しみ続けて)いる。

8 人がもしも善(善行)または悪の行ない(悪行)をなすならば、かれは(輪廻の中における)自分のした一つ一つの業(カルマ)の相続者(束縛された者)となる。実に業(カルマ)は(輪廻の中で)滅びないからである。
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